スタディケーションの光
東京都神津島村の空き家をゲストハウスへと改修したプロジェクト。
離島がキャンパス。コロナ禍で大学へ通えない学生を都市部より受け入れ、神津島の美しい自然環境の中でリモート授業を受けられる、スタディケーション(スタディ×バケーション)という暮らしの提案です。
大学生を迎えるゲストハウスという用途から、都市型ホテルでもリゾートホテルでもない、学生が肩肘張らずにのびのびと過ごせる親しみやすい空気感をつくることを目指しました。中・長期間を過ごす学生が、毎日をストレスなく過ごす居心地のよさをつくるため、快適に集中できるスタディ/勉強のための「爽快な光」と、バケーション/休暇らしい安息のための「心休まるあかり」、相異なる2つの空気感の両立を図っています。
滞在する学生が神津島ならではの自然や暮らしを学び、あるいは島の人とのコミュニケーションを通して、自身の新しい視点を持ってもらう学習体験の記憶とともに、Campusで過ごした空間体験も記憶の中に残るような、温かな景色をつくることを目指しました。
スタディケーションの光
東京都神津島村の空き家をゲストハウスへと改修したプロジェクト。
離島がキャンパス。コロナ禍で大学へ通えない学生を都市部より受け入れ、神津島の美しい自然環境の中でリモート授業を受けられる、スタディケーション(スタディ×バケーション)という暮らしの提案です。
大学生を迎えるゲストハウスという用途から、都市型ホテルでもリゾートホテルでもない、学生が肩肘張らずにのびのびと過ごせる親しみやすい空気感をつくることを目指しました。中・長期間を過ごす学生が、毎日をストレスなく過ごす居心地のよさをつくるため、快適に集中できるスタディ/勉強のための「爽快な光」と、バケーション/休暇らしい安息のための「心休まるあかり」、相異なる2つの空気感の両立を図っています。
滞在する学生が神津島ならではの自然や暮らしを学び、あるいは島の人とのコミュニケーションを通して、自身の新しい視点を持ってもらう学習体験の記憶とともに、Campusで過ごした空間体験も記憶の中に残るような、温かな景色をつくることを目指しました。


丸天井はまっさらなプレーンの状態を残しています。寝転がると見える純粋で大きな幾何学を見立て、思いを馳せることを想像して。


五芒星は定理で有名なピタゴラス教団の紋章。共同生活をしながら哲学・真理を求めていたという姿を重ね、Campusでの交流が学生にとって新たな発見や学びに繋がることを願いました。


2021/東京都
建築設計:カミナガスギ (杉山由香(タテモノトカ)・桝永絵理子(AATISMO)・神崎夏子)
照明デザイン:DAISUKI LIGHT
写真:後藤晃人
2021/東京都
建築設計:カミナガスギ (杉山由香(タテモノトカ)・桝永絵理子(AATISMO)・神崎夏子)
照明デザイン:DAISUKI LIGHT
写真:後藤晃人